やばい室外機からケムリ!故障だ!その前に読んでほしい…

先日お客様から電話で、慌てた口調で室外機からケムリが吹き出して温風が出ない!壊れて効きが悪いみたいだ…

エアコン工事の仕事をしているとお客様からいろいろなお困り事が寄せられます。

室外機からケムリが吹き出して温風が出ない! ➡これは大変だ!

普通、室外機からケムリが出たなどと聞いたら一般の人は驚くと思います。 (えらいこっちゃえらいこっちゃて感じで下手したら119番?)でもエアコン業界にいる人の場合は、またあれかな…? と思い当たる節があります。

簡単に説明しますが、エアコンには室内機と室外機があります。そのエアコンを暖房運転をすると室外機は冷房運転するように制御されています。

夏場冷房運転すると外に水がポタポタ落ちているのを見たことがあると思います。これと同じことが室外機でおきています。

ただし冬は外気温が低いため室外機に霜がついてしまいます。そうするとエアコンの熱交換が妨げられて効きが悪くなっていき最終的に停止してしまいます。

これを防止するために 除霜運転といって室外機側を暖房運転して霜を溶かす運転をします。

この時、室内は冷房運転となる為、室内機のファンが回ると冷風が出てしまうためファンを停止したり微風状態で制御します。この時の症状を見て温風が出なくなってしまった壊れっちゃったよ!と判断してしまうお客様がいます。

あと室外機を暖房運転することにより溶かした霜が水となりファンが回った勢いでミスト状態になりケムリの様に吹き飛ばされます。

これを見たお客様はケムリが吹き出した!➡壊れたと判断して電話をしてくるという流れになります。

冬はガスストーブ、石油ストーブや床暖、エアコンなど

色々暖房器具がある為夏に比べると

エアコンへの依存度は低いですがオール電化の普及や住宅の高気密化、省エネ性の高さなどの理由からエアコンによる暖房がふえてきています。

そこで室外機からケムリがでたーーーーとおどろかないように…

エアコンには除霜運転という運転制御があることを覚えておくと慌てなくて済むと思ういます。

ただし、

エアコンを暖房( 最大設定温度32-28℃ )で1時間位動かしていて全く温風が出なかったり室内機のランプが点滅または室外機が動いていない場合は故障の可能性があります。その時はひでさん空調工房.comまでご連絡ください。

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